愛馬の競走馬時代の成績を調べてみたら予想通りで爆笑だった件

前回の記事では、引退競走馬のセカンドライフの話をした。今回は逆に競走馬時代の話をしたい。インドで行われる競馬の成績は、indiarace.comのサイトを見ると全て載っている。従い、元競走馬である私の愛馬の競走馬時代の成績について調べてみたため、シェアしたい。




インドでの競走馬の成績の調べ方

元競走馬である愛馬の競走馬時代の成績は、冒頭で記載したサイトにアクセスして、左上すぐの検索部分に名前を入れるだけで簡単に出てくる。ここで注意したいのが、『競走馬時代の名前』を正確に入れる必要があること。

とうのは、インドの競走馬は、”Indian Stud Book“で管理されており、Stud Book Authority of Indiaが発行するパスポートに記載されている名前が競走馬時代の正式登録名であり、レースを引退する際に馬主が抹消登録を行う必要があるため、引退競走馬の場合は、次のオーナーが自分の好きな名前を付けている可能性がある。従い、パスポートに記載されている名前と今の名前(又は呼び名)が一致しないこともある。

私の愛馬で唯一競走馬時代の名前が分かっているのが、私が一番最初にポロ馬として迎え入れたTyson。5歳の時に今の私が所属するポロクラブアマチュア選手に引き取られ、その際に名前がTysonに変わっている。因みに、現在現役で走っている同じ名前の競走馬がいる場合には、抹消登録されている方は名前の後にカッコ書きで”Old”が付けられている。

愛馬の競走馬時代の成績

さて、実際に愛馬Tysonの競走馬時代の成績を調べて出てきたのがこれ
11回のレースに出て最高成績は4着。獲得賞金はわずがINR 19,800 (日本円で35,000円程度)…これでは馬主は大赤字だ (笑)

ただ、Tysonの血統は凄く良いと聞いていたため、Tysonの父と母の成績を調べてみたら、父からは233頭が産まれ、子供たちは現時点で合計473勝、2着486回、3着462回、4着523回だ。母は生涯で6頭を産み、子供達は14勝、2着9回、3着14回、4着15回だ。この6頭の内、Tysonの成績は下から2番目。一番優秀な子は330万円ほど稼いでいる。Tysonは父方や母方からしても落ちこぼれだったと言っても良いでしょう (笑)

ポロは馬上の格闘技のような競技だが、Tysonはまさに格闘家。11回のレースの内、1回くらいはゲートを壊しているに違いない。食のために逃亡癖のあるTyson、外に出たくて石の厩舎を壊したことがある(この写真↓ がそれ)。

最後に…

引退競走馬がポロで活躍するかどうかは全く別の話ということを、引退競走馬のリトレーニングのブログにも書いているが、逆に競馬で良い成績を残した馬がポロで活躍するとは限らないということでもある。競馬で全く活躍していないTysonは、逆にポロ馬としては最高のパフォーマンスを出している。Tysonの良い所は、ライドオフで絶対負けないこと。引退してから約10年ポロの世界にいて、12歳で迎え入れて今15歳になるが、病気や怪我等大きな問題が全くない。ポロという馬にとってもハードな競技で、こういった精神的・肉体的強さは重要であると感じている。最後に、2021-22のポロシーズンでBest Playing Ponyとなった時のTysonの写真を載せておく。

最後まで読んで頂き有難うございました🙏



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