インドで車を運転する人、またはタクシーではなく会社で車を購入している企業でも、まだ意外と知られていないお得な制度がある。それが、NHAI(National Highways Authority of India)が提供している「FASTag Annual Pass」だ。今回は、この制度について紹介したい。
NHAIのアニュアルパスとは?
このパスは非商用車を対象に、年間200回まで、または1年間有効となる高速道路利用パスで、2026年度の料金は3,075ルピー。対象となるNational HighwayやExpresswayの料金所を頻繁に利用する人にとっては、かなりお得な制度となる。
どれくらいお得になるかというと、私自身、グルガオンのマネサール料金所近くに住んでおり、週に1回程度、デリーのConnaught Placeにあるオフィスへ出社している。その際に利用するのがDwarka Expressway。このルートでは片道約225ルピーの通行料がかかり、帰りも同日であれば追加約115ルピーとなるため、往復では合計約340ルピーとなる。
仮に週1回の出社を続けた場合、
340ルピー × 52週間 = 17,680ルピー/年
となる。
一方、FASTag Annual Passは3,075ルピーのため、数万円単位で節約になる。
もちろん利用回数の上限や対象路線などの条件はあるものの、私のような定期的な通勤利用者であれば、十分に元が取れる計算だ。
そのため、このパスは以下のような人に向いている。
- グルガオン〜デリー間を頻繁に移動する人
- National HighwayやExpresswayを利用して通勤している人
- 週末に車で遠出する機会が多い人
なお、このパスは主にNHAI管理のNational Highway・Expressway向けであり、すべての有料道路で利用できるわけではない点には注意したい。
取得方法
申込みは既存のFASTagに対して行う。Rajmarg YatraアプリまたはNHAI公式サイトから申し込みが可能だ。私はRajmarg Yatraアプリで取得したため、参考までに取得手順のスクショを掲載しておく。

最後に..
昨今はガソリン代の高騰もあり、高速道路料金を抑えられるのは非常にありがたい。インドで自ら車を運転している人はそれほど多くないかもしれないが、イエローナンバーではない乗用車であれば利用可能だ。例えば、自家用車を所有している人や、自社で車両を購入して運用している企業などが対象となる。意外と知られていない制度だが、利用頻度によっては大きな節約につながる可能性がある。一度ご自身の高速道路利用状況を確認し、対象になるか調べてみてはいかがだろうか。
最後まで読んで頂き有難うございました🙏


コメント