以前、巨大な保護猫施設として先に部分的に紹介してしまったが、今回は、そのインドグルガオンにある巨大な動物保護施設、Friendicoes SECAの全体像について紹介したい。
施設への行き方
最初に、以前の記事と繰り返しとなるが、場所はここ。 この施設に行ってみたいという方がいれば、Google Mapを頼りにすると辿り着けない可能性があるため、コンタクトフォームから問い合わせ頂きたい。



施設にいる保護動物達
この施設の特徴としては、何と言っても多くのEquine (ウマ科) である馬やロバがいること。怪我や病気の馬以外にも、警察等を引退した馬を含めて80頭ほどいる。 犬や猫も当たり前だが、その他にも牛が200頭以上いたり、ヤギや羊、ラクダ、Wildlifeカテゴリーに入る猿もいたり、あらゆる動物が保護されている巨大な施設となっている。 常時、犬・猫、ウマ科用の獣医や爪を管理するfarrier (装蹄師) 等も常駐しており、保護動物用の医療施設も充実している。







施設を知ったきっかけ
私がこの施設を知ったきっかけは、インド移住直後に通ったポロクラブに、この動物保護施設出身の馬が6頭いたからだ。 保護馬であったことは後々に知ることになった事実ではあったが、動物保護施設出身のこの6頭は、動物保護施設との契約上、”商業目的”で利用することが禁止されていた。
しかしながら、乗馬等で商業目的で使用されていることを知った動物保護施設が怒り、この6頭を施設へ取り戻してしまった。突然居なくなってしまったため、当時私は状況を掴めずに落ち込んでいたが、乗馬仲間からこの6頭の行先を教えてもらい、Friendicoesという場所だと知った。インドに移住して友達ゼロだった私。この6頭が私の中でインドで出来た初めての友人のようなものだった。ひとまず、グルガオン内に居てくれて会いに行けることを知って安心した。これは、インドに来て半年くらい経った2018年の話である。
大切な4本脚の友人。毎週土日に通い、ニンジンをあげてグルーミングしたり、運動させたり、施設の人のお手伝いをしたりした。これはコロナ前まで毎週続けた。

この記事にも書いているが、コロナ直前で骨折してしまった。骨折から3ヶ月経った2020年2月に松葉杖でここに来たことは今でも覚えている。入口から一番遠い場所にいるこの6頭。大変だったけど、会えた時にはめちゃくちゃ嬉しかった。そして2020年3月末にコロナが始まり、暫く彼らとは会えなくなってしまった。


施設でかかっている食費
この施設との付き合いはもう5年以上。企業や個人からのスポンサーによって、この5年で施設もかなりアップグレードされている。しかし、動物保護施設というものはいつも自転車操業だ。むしろ赤字であろう。
この施設でかかる費用を当ててみて欲しい。食費だけの話をすると、これ (2023年11月時点) ↓
- 東京ドーム1個分はあろうかと思うグルガオンの巨大施設: 1日INR 63,000 (約11万円)
- デリー市内にある犬・猫のみの施設 (野犬や野良犬の食事を含む) : 1日INR 26,000 (約4.5万円)
- Adoption Centerという里親を待つ犬・猫がい市内の施設: 1日INR 7,000 (約1.2万円)
上記はあくまでも『食事』だけだ。これに加えて獣医やスタッフの費用、施設自体の土地リース費用、車代、医療代等もかかる。安定電力が来ない北インドは、ジェネレーターに頼らざるを得ず、膨大な電気代やディ―ゼル代もかかる。これらを考えると1日のコストはどれだけになるのか…想像がつかない。


最後に…
この施設は、企業のCSR活動としてのボランティアや、施設への寄付は、会社や個人の所得税軽減に繋がる。海外からオンラインで寄付を行うことも可能となっている。是非検討してみて欲しい。


最後まで読んで頂き有難うございました🙏
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