インドで仔犬が産まれる時期に気をつけて欲しいこと

メス犬のヒートは半年~1年に1回という周期で起こる。ということは、早くて1年に2回仔犬が産まれるということである。以前、『インド旅行&生活で気をつけたい野犬・野良犬との接触』というブログ (リンク) を書いたが、仔犬が産まれる時期に多く起こるのは、仔犬との交通事故。これにより保護施設は事故に遭った仔犬達の治療でいっぱいになる。今回は、この件についてシェアしたい。






仔犬が産まれる時期と交通事故

私自身、インド生活6年目が終わろうとしている所であるが、野良犬や野犬を見ていると、年に2回、夏の5月~8月と冬の10月~12月の時期に仔犬が多く産まれていると感じている。この時期になると、仔犬がちょろちょろ道路を歩いているためよく分かる。

しかし、この仔犬が産まれる時期には、仔犬との交通事故が多発する。私がボランティアフォトグラファーとして活動しているUmeed for Animals Foundation (記事はこちら) では、2024年1月21日現在で、6匹の交通事故に遭った野良犬を保護して治療している。

グロい写真を載せるのは控えておくが、治療で注射を打たれ、薬液を塗られる度に泣き叫ぶ。その泣き叫ぶ声は100m先まで届く。その泣き叫ぶ声を聞くと涙が出そうになる。そんな現場を見に来て欲しい。そして道路に仔犬がいるかもしれないということを念頭に起き、スピードを出して運転することや交通規則を破って無茶な運転をするのはやめて欲しい

どの保護施設も財政難である。このような交通事故案件が増えれば医療費もかかる。そして、仮に脚を切断する必要がある場合、保護して治った後にはまたストリート生活に戻すことは出来ない。ということは、保護施設がいっぱいになってしまい、保護したい犬が居ても受け入れできないという負の状況に陥ってしまう。

最後に…

私の会社のドライバーもそうだが、割と運転は荒い。私自身、馬や犬達が多くいる場所に毎日通う。従い、会社と家の往復以外は社有車を一切使わない。これは、こういった動物たちとの接触を避けてリスク回避するための決断だ。道路はレース場ではない。行き急ぐ必要はない。全てのドライバーさんに今一度、安全運転をお願いしたい。

最後まで読んで頂き有難うございました🙏



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