数週間前から今年の北インドは例年より暖かいという報道がなされているが、実際に体感的にもそうだ。とはいえ朝は冷える。今回は北インドの農村の朝の風景についてシェアしたい。
今年は暖冬!?
北インドの12月と1月は私にとっては恐怖である。日中は20度前後、朝と夜は10度前後となるが、乾燥しているこの地域での10度以下の寒さは骨に染みる。この記事でインドでの骨折手術の話をしているが、寒い北インドに片足で帰るのが恐怖で何度もフライト変更したことは今でも思い出すだけで恐ろしい。
しかし、12月に入っても余り寒くはない。今、夜の8時半だが17度ある。今年の4月に暖房付きでないアパートに引っ越したため、冬をオイルヒーターだけでどう乗り過ごそうか考えていたが、まだオイルヒーターを出しておらず、ユニクロのヒートテックや冬用の毛布すら出していない。
私の愛馬達もどうかと言うと、15歳の1頭を除いて残り8頭は全員4~6歳という年齢で若さもあるのか、冬毛も生えてきたのかどうかよく分からない。夜が15度を下回ったら馬着を着せるというのを指標にしているが、必要ないのではないかと思ってしまうほど。
ニュースを見ていると、2日前が今年一番寒くなり、最低気温が6.5度まで下がったようだが、過去に3度や5度という数字を頻繁に見てきているため驚きがない。今年の冬はこのまま寒波が来ず終わるのかもしれない。
農村地帯の濃霧
暖冬とはいえ、私自身はポロ場の近くに住んでおり、アパートを出ると農村が広がる。街中よりも確実に寒い。そして数日前から濃霧が発生するようになった。今の時期、農村ではマスタードオイルを作っており、そのためにスプリンクラーで水を撒いている。おそらくこの地面からの水蒸気が冷やされて濃霧になっていると推察するが、ポロ場までバイク通勤の私にとっては暗い朝に濃霧の中を走るのはなかなかスリリングだ。
最後に…
年々暖冬になっているのかもしれないが、2年前の冬は寒かった。写真を見返すと、11月で既に犬たちにジャケットを着せていた。厩舎のヤギさんにも!笑
最後まで読んで頂き有難うございました🙏
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