2024年2月5日に16歳の誕生日を迎えた愛馬の1頭のTyson。毎年誕生日は厩舎でケーキを作ってお祝いをしている。今年の誕生日はどうお祝いしたのか紹介したい。
愛馬の誕生日会
Tysonは、私の愛馬の中の1頭で、特別な思い入れがある馬。Tysonは、私がバンガロールで骨折して、その後コロナに入り、人生のどん底かもしれないと思った時に迎え入れた愛馬。その時、まだ私の足首が完全に元に戻るか分からず、ポロすら出来るかも分からなかった時。でも諦めるのはまだ早い！と思い覚悟を決めた時に、ポロ仲間から当時12歳だった彼のお気に入りのTysonを譲ってもらった。
Tysonは、いろんなことが起こりもうダメかもしれないと思っていた時に、また私に希望の光をくれた馬。そんな愛馬の誕生日は感謝の気持ちを込めて厩舎で誕生日会をしている。ポロ選手の中で馬の誕生日を覚えていてお祝いしている変人は私くらいであろう笑。
13歳～15歳の誕生日会の様子はこれ↓ 年々手抜きになっているのが分かる笑。まあ、そんなもんよね。
で、今年の誕生日会はこれ↓↓ “Happy Birthday”の飾りを付けて、ケーキはニンジンをすりつぶしたものに大麦をトッピングして、ハート型に切り抜いたニンジンで”16”の数字を作った。馬用のケーキとか焼いたりしてみたいが、オヤツは基本的にニンジン以外食べないため、リスクを取るのはやめている。人間用のホールケーキも2つ買ったため、周りの全てのグルームにもおすそ分け。こうゆうグルーム達へのちょこっとした「賄賂」は、助けが必要な時に役立つ。
最後に…
インドのトーナメントで活躍しているポロ馬としては、16歳という年齢はシニアかもしれないが、20歳前後のサラブレッドも見ないことはない。特にシニアで活躍しているのはセン馬ではないかというまた私の勝手で偏った統計がある。ここの記事に書いた通り、Tysonの競走馬時代の成績は言及するに至らないもの笑。従い、私の今の目標は、Tysonを「インドのポロの公式試合に出た最高齢のサラブレッド」、「インドのポロでBest Playing Ponyを受賞した最高齢のサラブレッド」、「インドの最高齢のサラブレッド」等、あらゆる可能性を模索してIndian Book of Recordに名を残すこと。汚名をIndian Stud BookやにIndian Race Recordに残したまま終われない。まだまだ長生きしてもらうよ！
実は、Tysonを譲ってくれたポロ仲間は、5ヶ月程前に突然倒れてしまい、今も意識がない。彼のインスタはTysonの写真でいっぱい。今年の誕生日は、16歳になったよ！と直接言えなかったけど、彼が大切にしていたTysonをこれからもずっと大切にしていくと改めて誓った。Tysonもまた彼に会えますように….
最後まで読んで頂き有難うございました🙏
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