在インド日本国大使館のポロ観戦と、忘れ去られたインド在住日本人ポロ選手…

毎年恒例のインドジャイプールでのLiterature Festival (文学祭)。文学祭への登壇ついでに在インド日本国大使館の鈴木大使が、ジャイプールで開催されていたポロの試合を観戦された。インド在住ポロ選手&日本国民として忘れ去られた気分で悲しい!が、その様子についてご紹介したい。






ジャイプールでの文学祭

毎年インドのジャイプールで開催される文学祭は、今年は2024年2月1日~5日の日程で開催されている。今年は17回目となり、『地球上で最も偉大な文学ショー』と定評もある文学祭のようだ 。過去通算で、偉大な作家、思想家、人道主義者、政治家、ビジネスリーダー、スポーツ選手、エンターテイナー等の多様な方々が2000人以上公演を行い、インドや世界各国から100 万人以上の読書愛好家が訪問されたようだ。この文学祭への入場は無料、全世界の人々に自由で公平なアクセスを提供するフェスティバルで、思慮深い議論や対話に参加することが出来る

私自身は、こんなフェスティバルがジャイプールで毎年開催されているとは全く無知であったが、ノーベル賞受賞者、アカデミー賞受賞者、国の大統領等、そうそうたるメンバーが訪問されているようだ。

インド鈴木大使のポロ観戦

さて、インドのトッププロの私のコーチが、現在試合でジャイプールにおり、私の愛馬1頭も連れて行っているため、毎日ジャイプールで行われている試合はチェックしている。今週行われていた試合は、7チームの参加による“SMS Gold Vase“という8ゴールの試合。鈴木大使が観戦されたのは、2024年2月2日(金)のJaipur Polo vs Carysilとのセミファイナル。Jaipur Poloは、ジャイプールのマハラジャ (Royal Family) であるパチョー氏自身のチームだ。

この事実を知ったのは、パチョー氏自身が保有するRajasthan Polo Club (インド人にはRambargh Polo Groundの方が通じる) が鈴木大使とパチョー氏が会話している姿を配信していたからだ。日本人ポロ選手として「ええええええーーーーー!」となった。そして日本国民として忘れ去られた気分になる。この投稿を見た後、10月までに在インド日本大使館に勤務していた友人に即メッセージ。もう一人、チェンナイの領事館に知り合いがいるんだけどな…私もポロ選手として認知度はまだまだということである。パチョー氏の方が電話1本で繋がる。世界の女子トップ、10ゴールのハンデを持っている女性プロ2人も気軽にメッセージ出来る仲なのに….

さて、ジャイプールのRoyal Family、パチョー氏の母親であるDiya Kumari氏は、2023年末にラジャスタン州のDeputy Chief Ministerに就任された。ポロとも根深いRoyal Familyであるが故、様々な情報がポロ仲間の中で飛び交うが、彼女のDeputy Chief Ministerへの就任情報は私の方にもすぐ飛んできた。おそらくこういった事実や関係が繋がり、鈴木大使がポロ観戦へ招待されたのであろう。

私が2年前までジャイプールにあるポロチーム厩舎をベースにしていた時に撮った写真。写真一番右がパチョー氏。左全員はアルゼンチンのプロ。

最後に…

私のインドでの認知度が高ければ、一緒にポロ観戦して、選手情報含めてルールについて詳しく説明出来たのに!と悔しいが、仕方ない。そもそも日本人との繋がりがない、というより繋がりすら持てる時間的余裕がない。そして、日本でポロ自体の認知度が低い。今月末の2024年2月27日~は、ジャイプールからデリーにポロのシーズンが移った間に、私のホームグラウンドであるグルガオンのポロ場で4~6ゴールの試合が3トーナメント行われる。観戦自由のため、多くの日本人の方々に観戦に来て頂きたいと思っている。

私自身は、愛馬1頭脚に腫れがあり、これらの試合に出られるか現時点で見えない…..因みに、ポロのルールはこの記事に書いてある (リンク) のでご参照!

最後まで読んで頂き有難うございました🙏



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