9月から入ったポロシーズンも折り返し。1月半ばから再度ジャイプールのシーズンが始まり、3月にはデリーに戻ってきて終わってしまう。そして明日からメンテナンスで3週間グラウンドがクローズとなるため、今日はこの3ヶ月のポロシーズンの振り返りと反省をしようと思ったら、またボールが激突!…ということで、急遽備忘録としてこの出来事を残しておこうと思う。
今日の出来事
昨日ポロ場の管理者から、1月8日から約3週間のメンテナンスで『メイングラウンドも練習グラウンドも全て閉鎖』というメッセージが流れてきた。従い、今日の練習試合が最後となったため、気合いが入っていた。
練習試合の3チャッカー目、相手側の攻撃。私のチームメイトからボールを奪っていたのは相手側であった私のコーチ。コーチにマークされたらそのチームメイトは勝てない。コーチはロング&パワーヒッターでもあるため、私はゴールを決められないように方向を変えて相手側の前にいる選手をマークしようと前へ進んだ。
が、コーチがバーッンと打った瞬間、マンガの絵のようにボールが凄い速度でこっちに飛んで来るのが見えた。かわす暇もなくボコッと腰に当たった。『うっ….』となり痛みが5秒くらいしてから出てきて馬の上で痛くて蹲る。何だか重い痛みで『痛い!』という声も上げられず、骨には当たってないよな…とちょっと腰を動かして確認してみる。そんなことをしている間にみんなが集まってきて大丈夫か?降りてちょっと休んだら?と声をかけられる。が、意外に平気だったのと、降りてまた騎乗するのが面倒だったため、大丈夫だから続けよう!と言ってそのまま練習試合続行。
インドで2回の手術と、1年前にはボールが顔に激突して8針縫う怪我をしている(リンク)。ポロ以外でも怪我をしないように気をつけてはいるものの、『またボールか….』と思い何だか笑えてくる。あとは、これまでの怪我のせいで痛みに余計強くなっているせいか、この程度の痛みじゃ何ともない。本心としては、か弱い女子を演じて明日はsick leaveを申請したい所だが…。
最後に…
ボールが激突してこんな青あざができ、明日からグラウンドも閉鎖なら暫く休めるでしょう!と思う方もいるかもしれないが、実はそうではない。グラウンドが開いていて練習試合があると、途中途中で馬を休ませられる。従い、自分自身も朝の騎乗を平日に1~2回くらい休める日がある。今の寒い冬の時期は馬たちもパワフルで、練習試合がないとなると、きちんと毎日乗っておかないとunfitになるか、また試合が始まった時に私自身が抑えられなくなる。1月半ばからコーチもジャイプールに行ってしまう。まだまだ底辺ポロプレイヤーの過酷な日々は続きそうだ。休む暇なし!
最後まで読んで頂き有難うございました🙏
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