日本人にとってのインドのイメージは、こんなカオス 在住者としてもこの光景が当たり前であるが、同じ街中に全く別世界も広がるのがインドという場所だ。
今回は、「グルガオンで味わう非日常」というシリーズで、『乗馬・外乗編①』をシェアしたい。
① グルガオンで乗馬・外乗が出来る場所
まず初めに、左と右の写真の距離を当ててみて欲しい。
正解は…..
約12km!
この距離は、東京駅と品川駅を往復する距離より近い。左はグルガオンで最も有名であろうオフィス兼商業施設のDLF Cyber Cityで、右はBaliawasと呼ばれる村だ。
グルガオン在住の人なら分かるかもしれないが、このBaliawasという場所は、一部の駐在員も住んでいるIreo Grand Archと呼ばれるアパートのすぐ裏にある。Baliawasにはゴルフの打ちっぱなしやフットボールコートも沢山あるため、知っている人は多いかもしれない。
② 乗馬・外乗のルート
そんな身近な場所で、馬に乗ってジャングルの中を探索することが出来る。お勧めは、私の古くからの友人が経営しているDuke Horse Riding Clubでの外乗 (トレイル) だ。乗馬経験が全くない初心者でも出来るため安心して欲しい。
Baliawasのジャングルに入るには幾つかルートがあり、初心者には基本的には地図左上の青丸側のルートで、ここはグルームが手綱を引いて一緒に歩いてきてくれる。途中の地点で別ルートから車やスクーターでも合流できるため、依頼すれば荷物を持ってきてもらってピクニックをすることも出来る。ここで何度かプロポーズも行われたようだ。
補助が不要な経験者や、トロットや駆け足まで出来る中・上級者は、地図の赤丸右下での外乗がお勧め。かなり奥まで行けるのと、長い駆け足コースがある。
料金は、1時間30分でINR 2,500 (4,300円程度)。日本での外乗料金を考えたら破格だ。
【 初心者ルートで撮れる景色 】
もし初心者コースを選択してグルームが一緒に歩いてきてくれたら、トレイルの終わりにチップをあげて欲しい。馬へのニンジン🥕と、セキュリティガードとして付いてきてくれる犬達へのおやつも忘れずに!
【 中級・上級者ルートで撮れる景色 】
③ 馬以外でも楽しむ方法
初心者コースの方は徒歩でも入れるため、徒歩でのトレッキングも良い。徒歩だと、一部ロッククライミングで岩をよじ登らないといけない場所はあるが、かなり高い場所からグルガオンの景色を見下ろすことが出来る。以下の写真が、友人と彼女の愛犬達と一緒に徒歩でトレッキングした際に撮った写真。
中・上級者コースはルートによってはかなり長いため、徒歩はお勧めしないが、オフロードバイクで入ることが出来る。私は写真撮影のために自身のバイクでも入ったことがある。その際に撮影したのがこれ。
最後に…
グルガオンにはこんな身近に非日常を味わえる場所がある。どんどん都市開発も進んでビルが多くなってきているが、ストレスの多いインド生活の息抜きとしてBaliawasでの外乗はどうだろうか。インドでの外乗と言えば、ラジャスタン州でのマルワリというインドの純血馬に乗ってのサファリだろうが、時間がない場合には、グルガオンでもサファリは充分満喫できる。Duke Horse Riding Clubにはマルワリも何頭かいるため、乗りたい馬の指定も可能だ。
グルガオンにはもう1つ外乗が楽しめる別の場所がある。次回紹介したい。
Duke Horse Riding Club連絡先
Baliawasは乗馬クラブの激戦区で幾つか乗馬クラブが存在する。
“Duke”のオーナーは、このラブラドールのDuke氏のためお間違えなく(笑)
https://www.dukehorseridingclub.com/
その他、Dukeには看板犬のChanchalとAzukiもいるため是非会いに行って欲しい。
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