今回は、インドのFRRO登録やビザ更新時に居住所証明として必要となる”Form C”について解説したい。
Form C (C Form) とは!?
”Form C” (一般的にはC-Formとも呼ばれている) は、インド赴任時のFRRO登録やビザ更新時に、居住所証明として提出を要求される書類のため、在住者にとっては聞き馴染みがあるのではないかと思う。
”Form C” とは、金銭的対価を得て外国人を自身のホテルや住居に滞在させるオーナーに課されている義務で、例えばインド旅行者でホテルに滞在する場合にも、ホテル側がこのフォームを作成しており、24時時間以内の登録が必須となっている。インド在住者にとっても、アパート契約をした際には必ずオーナーさんへ取得依頼する必要がある。
登録情報としては、宿泊する外国人のパスポートやビザ情報等となっている。1回発行されれば、特に更新する必要はないが、ビザ番号やパスポート番号が変更になった時には再度オーナーさんに依頼する必要があることに注意したい。
Form Cの作成と提出方法
Form Cはオンライン申請となっており、FRROと同じサイト内にある。今回、私自身インド国内での転職をしてビザ番号が変わっているため、オーナーさんに再度Form Cの発行依頼をしないといけなかった。オーナーさんがシニアの方のため、自身でオーナーさんとOTP等の連携をしてForm Cの再登録を行った。そのステップは以下↓↓
Form Cのサイトへ入り、”Sign up (Registration) for Individual House”をクリックして、オーナーさんの名前、住所、誕生日、携帯番号、Email等を記載。”Submit”を押すと、記載した携帯番号にOTPが届き、30分以内にOTPを入力できれば、ユーザー登録完了となる。
OTPを入力すると以下の画面が立ち上がるため、”Form C”をクリックして、次は宿泊者の情報を入力する。入力情報としては、名前、住所、写真、ビザ、パスポート情報等。最後、”Submission”を押して提出完了。
Form Cはおそらく自動承認となっており、提出してすぐにダウンロードが可能。再度ログイン画面に戻り、”Print Form C (Bulk Print)”を選択すると、申請した日付でForm Cをダウンロードできる。Form Cを申請した同じタブでも印刷は出来るが、申請番号を控えていないと印刷・ダウンロードできないため、この方法の方がやりやすいのではないかと思う。
最後に..
アパートの新規契約の際には、Form Cは通常不動産屋さんが対応してくれるが、ビザやパスポートの変更があった時には、わざわざコンサルに依頼せず自身でオーナーさんと連携してやってみるのも良いかもしれない。
最後まで読んで頂き有難うございました🙏
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