日本のBBQと言えば夏にやるもの。しかし北インドでのBBQは冬にやるものらしい。おそらく、夏は48度まで上がり外には出ていられないからであろう。 もう12月になろうとしている今、だんだんと厩舎でのBBQの夕飯が増えてくる。ポロ選手にとってのBBQは、『アサード』でも通用する。今回は、毎冬厩舎でどんなBBQをしているのか紹介したい。
アルゼンチンのBBQ料理アサード
アサード (Asado) とは、お肉の塊やお肉を骨付きで丸ごと炭火でじっくりと焼くBBQ料理で、スペイン語で「焼かれたもの」を意味し、アルゼンチン等の南米地域で、ガウチョの文化により生まれた料理。火に当てて直接お肉を焼くのではなく、燻すようにじっくりと焼くため、焼き上がるまで割と時間がかかる。
ポロのルーツはインドにあることを本ブログの最初の記事で書いたが、レベルの高いポロはアルゼンチン (+イギリス & アメリカ等) に持って行かれてしまった。従い、ポロ選手にとってアルゼンチンとは最高峰のポロが出来る、或いは最高峰のポロが観られる憧れの場所であり、そのアルゼンチンの伝統料理であるアサードは、ポロ選手達にとって身近なものだ。
厩舎でのアサード
さて、冬になり厩舎で行うアサードはこんな感じ↓
これもまたまたインド式の原始的な感じに思われるかもしれないが、実は割と本場のガウチョがやっている形に近い。 インドの本屋さんで一目惚れした写真集”Far Afield“に、ガウチョの生活を撮影した写真が幾つか載っており、アサードの写真も載っていた。それがこれ↓
因みに、インドで使っているアサード用の網は、厩舎を仕切っているこの鉄網↓ (余ったやつ) を使っている…笑。
最後に…
アサードは家族、友人、親戚を招いて食べるのが基本のよう。インドでもこの季節になるとポロクラブのメンバー達と週に何度もアサードをやり、ポロの試合後にもみんなでアサードをしてわいわいお酒を飲むのが楽しい。
最後まで読んで頂き有難うございました🙏
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