ポロも、他のスポーツ同様に企業がスポンサーをして試合を開催することが出来る。今回は、ポロ試合のスポンサーシップについての話をしたい。
スポンサーシップの方法
一番簡易的なスポンサー方法としては、Indian Polo Association (IPA) から承認を受ける公式試合ではなく、ポロクラブ独自で行われる『クラブトーナメント』をスポンサーするものだ。これについては、ポロクラブとの協議のみで進められ、6ゴール以下の試合であればIPAからの許可も不要だ。私が所属するポロクラブでは、100万ルピー (約180万円) 以内でスポンサーすることが可能 (金額は交渉次第)。この費用は、展示会と一緒で『スペース代』として認識してもらって良い。従い、どこまで費用をかけて豪華にやるかは、企業次第だ。
スポンサーとして出来ること
ポロの試合をしてスポンサーになると、以下のようなことが出来る。
[ 試合会場 ]
- 企業バナー等の掲示(希望あれば、スコアボードの上にロゴを入れたり、ポロフィールドのアウトライン自体にもロゴを入れることが出来る)
- 目的に応じた会場の設営(企業商品PRブースやカクテルパーティー等を行うことが出来る)等
[ 試合当日 ]
- 会社代表者による試合開始のスローイン
- 自社ロゴの入ったユニフォームでの試合
- 自社ロゴ入り試合リーフレットの配布
- トロフィーの授賞式 等
以下のインスタの投稿の2枚目と3枚目が、La Pegasusというポロチーム主催で開催したポロ試合の会場のセットアップ。この会場は私が所属するポロ場であるが、このように豪華なセットアップがなされると国際試合のようだ。
また、ポロ選手でもあるジャイプールのマハラジャの妹さんであるGauraviさんは、The PDFK Storeというファッションブランドを持っており、毎年2月にジャイプールで開催される女子トーナメントのスポンサーをしている。今年はサドルパッドもPDFKのブロックプリントの布で装飾された。その時の写真がこれ↓↓
『ポロチーム』のスポンサーとの違い
今回記載しているのは、あくまでも『ポロ試合』自体のスポンサーであることに注意したい。例えば、ポロ試合に出場する『ポロチーム』をスポンサーする場合は、話が別となる。ポロチームのスポンサーには、ポロ選手自体への報酬の支払等が発生し、かつクラブトーナメントへ出場するためのチームスポンサーでなければ、IPAのルールに従ってチーム編成する必要があり、少々面倒だ。
最後に…
ありきたりな企業宣伝やマーケティング方法に飽きていたら、ポロ試合のスポンサーという選択肢はどうだろうか。そんな素敵な企業様がいたら、是非コンタクトフォームからお問い合わせ頂きたい。
最後まで読んで頂き有難うございました🙏
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